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三井道郎 (みい・みちろう)

                                 1858-1940年


ロシア皇太子ニコライの通訳を務めた


ロシア語学者で日本正教会の長司祭。
ロシア語に長け、大津事件の際にはロシア皇太子ニコライの通訳を務めました。



ロシア語学者として


三井道郎は1858年盛岡藩士の家に生まれ、1874年函館で、アナトリイ・チハイより洗礼を受けてシメオンの聖名を持つ正教徒になりました。1875年に正教神学校に入学。卒業後ロシアのキエフ神学大学へ留学し、1887年に帰国する。正教神学校教授に就任しました。

1891年の大津事件の時にはロシア皇太子ニコライ(後の皇帝ニコライ2世)の通訳に従事。1894年司祭に叙聖され、京都教会管轄司祭に。また同時に、京都正教女学校校長に就任しました。1896年には長司祭に昇叙。その傍らで京都帝国大学文学部ロシア語教師として勤務しました。

1912年にニコライ司教が死去すると、東京正教本会(現在のニコライ堂)へ転任し、正教神学校校長に就任。1918年日本軍のシベリア出兵の年に、シベリア鉄道沿線のロシア難民を慰問し、1925年には日本正教会総務局長に就任しました。

正教会が日本に根付き発展する過渡期を支えた人物と言えます。墓所は染井霊園にあります。





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